SSブログ

昨今の米中摩擦におもうこと [雑談]



【スポンサードリンク】



資本主義、自由主義な世の中で、公平であるって重要なことだと思うんだ。
何が言いたいか? 例えば、会社で、Aさんの提案は、上司に反対されたけれど、結果として、会社に大きな利益をもたらした。一方、Bさんは、上司の言う通りに仕事をしたけれど、ビジネスとしては成功しなかった。
会社はお金を儲けるところ、その基準で言えば、Aさんこそ高く評価されるべき。ところが、実際の会社では、往々にして、Bさんの方が高く評価される風土があるんじゃないかな~特に日本企業の場合。
そして、後者のような風土になると、社員は、みんな、いいものを作るのでなく、上司に気に入られる努力をするようになり、かくして会社は市場競争力を失って傾いていく。これは、会社だけでなく、国とかにも当てはまるんじゃないかな。

"ぱぱちんて こんなひと" にも書いたように。僕は、長いこと勤務していた、某AV機器メーカーから、イリノイ大学アーバナシャンペーン校 (Univ. of Illinois at Urbana Champaign) というところに1年留学させてもらっていた。
NYとかみたいに都会ではなかったけれど、暮らしやすい、いいところだったな~なんて思っていたら、当時お世話になっていた研究室のある建物から撮ったデジカメ画像が出てきた☆

aug30_00_01.jpg


日本て、大学にいれば教授に、会社にいれば上司に、長いものには巻かれろしなければならないし、出る杭は打たれる風土、それに対して、アメリカって、出る杭はむしろ引っ張れくらいの風土だし、open mindedな国民性がすっかり気に入ってしまって、当時、生まれ変われるならアメリカ人になりたいとか、どこかアメリカの会社で雇ってくれないかな~なんて真剣に考えたりもしていた。

まぁ、当時から時は流れ、日本でも、旧態依然とした大企業が落ち目になっていく一方、AI関連のベンチャーが生まれたりするような時代にはなってきたけどね。

去年の暮れくらいから、米中摩擦に関するニュースをしきりと耳にするようになりましたなぁ。
米国の主張するように、中国のIT関連製品は、セキュリティ上問題があるのかも知れない、或いは、それは単なる濡れ衣であり、中国が、米国以上のIT大国になるのを恐れ、米国がその力を奪おうとしているのかも知れない。
でも、米国のIT関連製品が、性能そしてコスト面で、中国の製品と同等もしくはそれ以上だったら、堂々と米国製品を使えばいいわけだし、もし、後者だとしたら、トランプ大統領のしようとしていることは、自由主義、資本主義に反した、技術の進歩を妨げる行為になるわけで、僕がずっと思っていた、open mindedなアメリカとはずいぶん違う方向に行ってしまっているんだなぁ,,, なんて思うにつけ、ちょっと残念な気もする。




【スポンサードリンク】


nice!(88)  コメント(0) 

nice! 88

コメント 0

Facebook コメント

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。