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AI Expo 20180406 [仕事 & 勉強]

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"ぱぱちんの著書紹介" にも書いたように、私、長いこと、動画像(ビデオ)の圧縮という分野で仕事させてきていただいているものの、さすがに、一本足打法でこの先も仕事が続けていける感じでもなくなってきた。
その一方、世の中、AI、人工知能が急速に花開いて、応用分野も拡がる今日この頃、自分も、これは避けて通れない道だなぁなんて気がしてきており、遅まきながら、ニューラルネットワークの勉強なんぞしていたりもする。
そういえば、先日、センター北まつりでは、

これ~はチャンス これ~はチャンス 勉強しなおそう~♪

なんて歌ってたんだっけ。そんな感じの今日この頃 笑

そんな折、東京ビッグサイトで、AI Expoなるイベントが行われているとかで、金曜午後、会社を抜け出し、見学に行かせてもらった。

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しかしビッグサイト、 "ビッグ" と名がつくだけあって、広いな~ *_* 受付にたどり着くまでに既に疲れてしまった -_-;;

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この分野が盛り上がっているのを語るかのように、受付もすごーい人!!

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中に入ると、本当、人工知能のデパートみたいな感じで、まず、あるのは、人工知能を使って何をするか? なわけだけれど、それこそ、マーケティング、金融から、工業、農業までいろいろ。こりゃ、人工知能技術者、不足するし、その技術をマスターすれば、これから食いっぱぐれないかもな~なんて思った。
と言いつつも、当面のワタクシの関心は、やはり画像処理。AIで画像処理と言えば、画像認識関連の展示が多かった。香港の大学の先生が作った "SenseTime" というベンチャー企業があって、知人も、その日本法人に勤務していたりもするのだけれど、SenseTimeブースでは、顔認識システムのデモが行われていた。自動改札への利用を想定しているとか。

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それから、AIと言えば、メジャーなロボットも応用分野のひとつ。これは、NTTのブースにいたロボットくん。

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ワタクシの関心その1は、今後、AI関係の仕事をしていくのだったら、はやーくコンピュータをたくさん会社で買って欲しいな~ということなわけだけれど、NvidiaのGPUをたくさん積んだ高速コンピュータの展示多数。
これは、そんな中のひとつで、DEEP stationというもの。去年、CEATECでも見かけたけれど。
こんなマシンだけでなく、AI開発者向けのクラウドサーバの展示もけっこうあったなぁ。

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関心その2は、AIの勉強ってどうやってやっていったらいいの? ということ。
人工知能学会というのがあるらしい。そりゃあるよね~。そのうち、コンファレンスの聴講とかに行かせてもらいたいな~。

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そして、当然、関連書籍の販売も多数。これは、オーム社のブースにて。

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AI技術者養成のためのセミナーの案内に関する展示なんかもあった。
そうか~、勉強して、この道の達人になれば、セミナー講師としても仕事できるな~なんて思ったり。何せ、AI技術者、めっちゃ不足しているらしいし。
セミナーと言えば、会場では、こんな、無料セミナーも行われていたけれど、これまた、聴講している方がたくさんいたな。

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そして関心その3。
これからは、AI処理をするプロセッサが、スマホなんかにも搭載される時代のはず。そうすると、如何に消費電力を小さくするプロセッサを作るかというのがキーになるはず!! なんて思っていたのが、そんなことを考えている技術者は、すでにこの世の中たくさんいるみたい。
そんな論文も、調べればたくさん出てきそうね。
こちらは、半導体エネルギー研究所のブースにて。

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イマドキ、大学も、基礎研究だけやっていればいいわけでもなく、産業界に売り込んで、積極的に研究費を取りにいかないといけない時代で、大学関係の出展もちらほら。ブースには、学生さんと思われる説明員の姿も。

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これは、電通大ブースでの様子。
誰!? この女優みたいな女性は @_@ なんて思ったけれど、坂本真樹先生という、教授なんだそうだ。
ワタクシも理系出身だけれど、電通大って、もろに理系な世界で、ほぼほぼ男子校みたいなイメージを持っていたけれど、最近は、こんな華やかな先生もおられるのね~。時代は変わったんだな~。

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そういえば、最近、雑談シリーズのブログ書いてないけれど、以前 "時代は変わる、人も変わる" なんてブログ書いたんだった。
ニンゲン、何か成功体験を積むと、そこに拘って、もちろん、その経験が活きることも多々あるだろうけれど、拘りすぎることで、却って、時代の変化が読めず、失速していくことだってあるわけだ。
ワタクシの古巣、某AV機器メーカーS社がそんな感じだった。S社は、画質音質に徹底的にこだわって、高給モデルを世に送り出して、かつての大成功があったけれど、イマドキ、そこそこの画質音質の製品だったら、どこのメーカーでも作れてしまうのに、取締役が、全体会合で、

"うちは、画音質No.1で勝つ!!"

なんてスピーチしたりもして、あー上がこんなセンスだとしたら、ここにいても未来はないかもなーなんて思ったりもした。

でも、これは、人の批判ばかりでなく、自分も、そんな過ちを犯してしまうかもしれないという警告でもあるはずで、社会人を長くやっていれば、特に、同じ仕事を長く続けていくと、そこにしがみつきたくなる気にもなる。特に歳取ってくると、新しいモノを受け入れる柔軟性は確実に失われてくるし。
特に、我々技術者は、常にアンテナを伸ばして、時代が何を必要としているのかを感じ、自分の経験を活かしながらも、新しいものも取り入れていかないと、ずっと現役では活躍できないんだよなぁ、、なんて思いながら帰ってきた。
最後は、雑談ブログみたくなってしまったけれど 笑




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