SSブログ

Diversity [雑談]

【スポンサードリンク】



ブログねたシリーズ in 大阪も終わり、ねたになるデジカメ画像も途切れたので、めざせ! ちきりんてことで 笑 雑談シリーズ行きます。

私の前職、某AV機器メーカー、最近 "Diversity" (ダイバーシティ) とかで、女性マネージャーを何%以上にしなさいとか、20代のマネージャーを抜擢しなさいとかいう話になってるとか?
要は、組織が動脈硬化を起こさないよう、多様な人材で構成されるようにしなさいというのが、そのココロなのかな、と。
"Global" にも書いたとおり、今、勤務させていただいている韓国メーカーSも、一定数の外国人を雇用することをポリシーとしているようで、かつてのように、最早、日本人を雇用して、最新技術を学ぼうとか期待していないと思うけれど、それでも外国人の雇用を止めないのは、この "Diversity" って考え方があるからかなって気がする。
どちらも、取締役が、人事に、外国人を毎年何人以上雇いなさい! とか指令を出して、それを達成するかどうかで、人事部の査定が決まるのかな~なんて情景が目に浮かんだりするけれど。

基本、私、量より質だが、まずは量って考え方を持っていて、例えば、仕事上、大したネタでなくてもいいから、1年に10件は特許を書く! とかいう数値目標を立てて、それを達成すべく日々精進していると、何年か続けているうち、質の良い特許もいつの間にか書けていたりするかな~なんて思っていたりもする。
でも、時に、数値目標って、果たして意味があるのかな~なんて反省することも必要だったりしないのかなとも思っていたりもする。
何が言いたいかというと、女性が多い部署もあるし、少ない部署もある、また、優秀な女性がいる部署もあるし、そうでない部署もある。それなのに、一律、女性マネージャーを何%以上にしなさいという数値目標に、どれだけ意味があるのだろう?
外国人の雇用だって、何人以上採用しなさい! という指令の元、あまり優秀でない外国人とか、はたまた、専門が違う外国人でも、とにかくある一定数以上採用すればいいのか?
という感じで、形式的に、無理やり数値目標を達成していこうとすると、意味のない目標を達成しようとして、おかしなことになるんじゃないかな。

で、本当のDiversityってなんだろう??? と考えてみた。
日本のサッカー選手って、うまいし、頭も良くて、過去の名playなんか、ビデオ観て、きっと、めちゃ研究しているんだろうな~と思う。勝利の時のインタビューなんかでも

"自分の仕事をきっちりこなしました"

なんて言ってるでしょう。
でも、多分、そんな、うまいし、頭の良い選手ばかりでは、サッカーって勝てないんだと思う。馬鹿だし、うまくなくても、とにかくゴールが見えたらシュートする! みたいな、ある意味自己中で、サルな選手がいないと勝てないのに、そういう選手がいないから、今ひとつ、日本のサッカーは強くならないのかな~という気がしている。
勿論、自己中で、サルな選手ばかりでも勝てないけれど ^o^;;

あ~ "理系なモノの考え方" でも、似たこと書いたなぁ。
発明だの発見だのって、まず、直感で見つけて、しかる後、論理だの知識だので裏付けていくものだと私は思っているわけだけれど、これって、個人だけでなく、組織でも同じで、知識とか経験もあって、確実に設計だの製品開発ができる人材、もしかしたら余り知識がないけれど、でも、時に、思いがけない斬新なアイディアを出せる人、この両方がいないと、組織って成長していかないんじゃないかなという気がしてきた。
つまり、利口な人材もいれば、自己中で馬鹿だけれど、斬新な発想のできる人材もいる、これこそが、真のDiversityなんじゃないかなと思っていたりもする。きっと、日本て、サッカーチームもそうだし、会社もそうだけれど、利口な人材ばかり重視するから、ここ最近、強みが発揮できていないのね多分。

そういえば、Steve Jobsも

"Stay hungry, stay foolish"

って言ってたね。




【スポンサードリンク】


nice!(53)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 53

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。